主な仕様
●装置概要
一般的な手作業による反応実験の方法は、フラスコの内温度を測定しながら、反応容器の下に設置した加熱源をラボジャッキで上下させ、同時に加熱源の電圧をスライダックで可変させることで温度制御を行う、というものでした。自動反応試験器では、ラボジャッキを試験器と入れ替え、加熱源の昇降やヒータ電圧の可変を、内温を基準として自動で制御しつつ、温度帯に応じて風冷ファンによる強制冷却を行います。手作業と比較して、圧倒的に温度制御性の優れた試験を可能にします。
●仕様
<自動反応試験器>
フラスコサイズ | 0.1~5Lクラス |
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テーブル寸法 | 300mm |
テーブル載荷重 | 10kgまでの加熱・冷却源 |
標準型
自動昇降テーブルが装置の上部にあるタイプ。低床のドラフトや実験台に対応。
低床型
自動昇降テーブルが装置の横にあるタイプ。通常のドラフトチャンバーに対応。
<小型自動反応試験器>
フラスコサイズ | ~0.5Lクラス |
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テーブル寸法 | 200mm / φ200mm |
テーブル載荷重 | 7kgまでの加熱・冷却源 |
小型標準型
自動昇降テーブルが装置の上部にあるタイプ。通常サイズ機と同様に、一体化型。
小型低床型
自動昇降テーブルが装置の横にあるタイプ。計器部を分離させることで、ドラフト内に設置する部分を、全シリーズ中最小サイズに。
<共通オプション>
複数台の反応試験器をパソコンから制御することも弊社独自のソフトにて可能です。
空冷用の冷却ファンや、テーブルの高さと連動したオートスライダー(電圧自動可変器)を利用することで、より高精度な内温制御が可能です。
<使用例>
加熱源(オイルバス、マントルヒーター、ウォータバス)を使用する場合
…120℃アクリル合成実験、70℃乳化重合実験、有機合成実験 等
冷却源(氷水バス、ドライアイス-アセトン バス)を使用する場合
…-30℃有機合成実験 等