塗布量モニタ WLF-2000
高精度・連続計測による塗布量管理で、省力化とリスク抑制を実現。
フィルムや紙への塗布時の塗布量を管理するための「単位面積当たりの塗布量算定」をロードセルからの値の演算により連続計測ができる装置です。
これにより塗布量不足によるトラブル解消やプラスα分の塗布液量を抑えることによる原価低減が可能です。
これにより塗布量不足によるトラブル解消やプラスα分の塗布液量を抑えることによる原価低減が可能です。
主な仕様
●装置概要
連続的に消費量を監視することで「単位面積当たりの塗布量」を連続出で算定できる装置です。
機器構成は、測定器本体(通常は制御盤形式)、計量台、速度検出センサーの3点のみです。速度検出は、お客様のライン側の速度出力値を本体に取り込むことも可能です。また計量台は、バッファタンクの下に設置します(注:バッファタンクと塗工パンの高さに、計量台分のスペースが必要です)。
[計算方法の概要]
・タンク重量を常時計測し、値の移動平均(又は準ずる平均処理)をもとに「単位時間当たりの変化重量」を算出
・ライン加工速度を測定し、予め設定された製品幅との計算により「単位時間当たりの加工面積」を算出
・上記の2つの値から「単位面積当たりの塗布量」を算出
計算式: 塗布量(g/m2)=単位時間当たりの変化重量(g/min)/ 単位時間当たりの加工面積(m2/min)
●仕様
計測部
重量検出部 | 秤量30kg~600kg 耐圧防爆認定品 |
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速度検出 | 光電センサー(1回転1パルス検出・周期計測方式)又は、オープンコレクタ出力からのパルス入力 |
原料補給 | 液補給時に自動/手動の切替スイッチにより塗布量計測を停止します。 自動モードの場合、液補充完了後に自動的に塗布量計測を再開します。 |
グラフィックモニター部
構造 | 小型グラフィックパネル 非防爆構造(エアパージ式) |
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表示画面 | 塗布量画面、塗布速度画面 他 |
設定画面 | 塗布幅設定画面、固形分濃度設定画面 他 |
表示ドット数 | 640×480ドット 7.5型 |
表示デバイス | TFTカラーLCD |