自動調液攪拌装置
調合工程の配合不良リスクを解消、安定した計量・管理を可能に。
ドライラミネート用接着剤や各種コーティング剤などの数種類の液体原料(主剤、溶剤、硬化剤、架橋剤等)を、常に一定割合で自動計量・攪拌・調合液し次工程に送液する装置です。
主な仕様
●装置概要
原料液3~6液を1液ずつ自動計量、攪拌、移送する装置です。
既設循環バッファタンクに、付属の液面検出スイッチを設けることで、循環タンク内の原料を監視、補給タイミングに合わせて、自動的に調合作業⇒補給を行います。1回当たりの調合量を少量とすることで、1液当たりの計量値を下げて精度向上を図るとともに、溶剤揮発による濃度変化を抑制します。
●仕様
対象液 | 一般的なドライラミネート用接着剤や各種コーティング剤の各種原料液(主剤、硬化剤、溶剤、架橋剤等) |
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1バッチあたりの調合量 | 5~25kg(Xタイプ)/5~60kg(Yタイプ) |
調合液処理能力 | 最大3kg/min以上(Xタイプ)※15kg調合時、最大6kg/min以上(Yタイプ)※40kg調合時 |
ロードセル計量分解能(目量) | ±10g |
攪拌能力 | ~700rpm(※エアモーター攪拌時) |
計量方式 | 調合タンク下に設置された本質安全型ロードセルによる受取り計量方式(吐出される液の重量を1液ずつ同じ容器で計量する方式) |
制御方式 | 予測制御方式※1 |
使用バルブ | 当社製ディスペンスバルブ(エア駆動、内弁式、バルブ口径は液物性値と要求仕様を考慮して選択) |
バルブ切り出し再現精度 | ±30g以内(バルブ口径φ10mm時の目安精度) |
液送ポンプ | エア式ダイヤフラムポンプ(液物性値と要求仕様を考慮して選択) |
ユーティリティ | 電源/AC200V、3φ、5A 50/60Hz、エア/0.4~0.6MPa(エア消費量380NL/min) |
基本寸法 | 約1000W×820D×1665H(蓋昇降時最大1825H) |
※1 予測制御方式…バルブから吐出される原料の吐出時間と吐出量との関係から、重量偏差をバルブ開放時間に換算し、指定量を目標値としてパルス打ち込みで投入する方式。