水熱源冷暖装置 PEPO(ペポ)
一般財団法人 省エネルギーセンター主催 2023年度(令和5年度)省エネ大賞へ、かねてよりMDI株式会社と共同で応募いたしておりました轟産業株式会社の『水熱源冷暖装置「PEPO(ペポ)」』が、製品・ビジネスモデル部門におきまして「資源エネルギー庁長官賞(節電分野)」を受賞いたしました。
「省エネ大賞」は、事業者や事業場等において実施した他者の模範となる優れた省エネ取り組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰するものです。
2023年度省エネ大賞表彰式は、2024 年1 月31 日(水)TOC有明EASTホール4階にて開催されます。また同日15時よりセミナー講演も行う予定です。さらに同日を含め3日間開催されますENEX2024(東京ビッグサイト東7ホール)のアワードコーナーへの出展、並びにENEX2024第48回地球環境とエネルギーの調和展にて、水熱源冷暖装置『PEPO』の実機展示を行います。
「省エネ大賞」は、事業者や事業場等において実施した他者の模範となる優れた省エネ取り組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰するものです。
2023年度省エネ大賞表彰式は、2024 年1 月31 日(水)TOC有明EASTホール4階にて開催されます。また同日15時よりセミナー講演も行う予定です。さらに同日を含め3日間開催されますENEX2024(東京ビッグサイト東7ホール)のアワードコーナーへの出展、並びにENEX2024第48回地球環境とエネルギーの調和展にて、水熱源冷暖装置『PEPO』の実機展示を行います。
受賞製品
『PEPO』は、水を熱源とした業務用の冷房・暖房装置です。地下水用汚れ対策として縁切り熱交換器を付属(W熱交換器方式)、供給水温+2℃~8℃の冷風出力を可能としました。これらにより、年間通して安定水温である地下水(15~18℃程度)による夏季の冷風出力が得られ、また冬場においては地下水から排温水(30~40℃程度)への切り替えにより暖房も可能な製品となりました。
『PEPO』は消費電力0.83kWですので、冷房能力を揃えてエアコンと比較すると電気代はわずか10分の1、CO2排出量も大幅に削減可能です。
再生可能エネルギーや自然エネルギーの活用で、エネルギーコストの削減と環境対策を同時に実現可能となりました。
『PEPO』は消費電力0.83kWですので、冷房能力を揃えてエアコンと比較すると電気代はわずか10分の1、CO2排出量も大幅に削減可能です。
再生可能エネルギーや自然エネルギーの活用で、エネルギーコストの削減と環境対策を同時に実現可能となりました。
活用例
製品情報
【受賞製品情報】
毎年猛暑が叫ばれる中、地球環境の保護、温暖化防止の観点から、地下水(自然エネルギー)を利用した冷房装置に着目しました。熱交換器を利用した既存の冷房装置では、空気出口温度は水入口温度+10℃差程度ですので、チラー等をセットで使用することが一般的です。チラー等を使わずに地下水のみを使う場合、水のスケール対策が必要ですが、縁切り熱交換器を追加すると更に空気出口温度と水入口温度の差が広がり、結果、空気出口温度が上がります。
これらの課題を解消すべく、高効率熱交換器2台を搭載した『PEPO』を開発しました。
毎年猛暑が叫ばれる中、地球環境の保護、温暖化防止の観点から、地下水(自然エネルギー)を利用した冷房装置に着目しました。熱交換器を利用した既存の冷房装置では、空気出口温度は水入口温度+10℃差程度ですので、チラー等をセットで使用することが一般的です。チラー等を使わずに地下水のみを使う場合、水のスケール対策が必要ですが、縁切り熱交換器を追加すると更に空気出口温度と水入口温度の差が広がり、結果、空気出口温度が上がります。
これらの課題を解消すべく、高効率熱交換器2台を搭載した『PEPO』を開発しました。
(1)供給水温+2.1℃の冷風出力を実現
供給水温と空気出口温度の差をできるだけ縮めるべく、一般的なフィン&チューブ熱交換器を諦め、超高効率なラジエーター式空気熱交換器とプレート式水熱交換器の組み合わせ(W熱交換器方式)に変更しました。この結果、計算上では+3℃差を実現。更にお客様先でのデータ収集を繰り返すことで、+2.1℃差の事例を確認しました。
(2)暖房用途での使用も可能
冬季も、例えばクーリングタワーで冷ます必要のある温水40℃~50℃を『PEPO』に一旦通水いただくことで、暖房用途でお使い頂けます。
(3)メンテナンス性の向上
熱交換器を2台にしたことで、直接地下水が通水するのはプレート式の水熱交換器のみ。これにより水側のスケール・スライムによる閉塞も、専用洗浄剤や洗浄ポンプユニットをご提案することで、簡単に洗浄可能になりました。更に本体も水洗い可能(IP55)で、粉塵の多い場所でも容易に維持管理しながら、長く使って頂ける仕様にしました。
【再エネ・自然エネへの取り組み】
轟産業株式会社は、今後も再生可能エネルギーや自然エネルギーの活用による、省エネ対策や環境対策に寄与できるような製品開発を、商社の目線で取り組み続けます。
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